沼田山岳会

西伊豆波勝崎 海金剛スーパーレイン

期間 11月13日(土)~11月14日(日)
メンバー(敬称略)
沼田山岳会 大社長、zeki(記)
北大山の会 saito、S石、U嬢

今年のクラックの締めはコレ!
…と、大社長が計画していた西伊豆ツアーへ行って来ました。

集合は前日12日夜7時。
まずはsaitoさんが待つ三島へ。

沼田~圏央道~大月~河口湖~富士五湖道路~御殿場~沼津~~三島
こう書くとえらく時間が掛かりそうですが、3時間も掛からず三島へ到着。
三島駅でsaitoさんをピックアップし、松崎で泊。

翌日13日朝、クライミングトリップ中のS石くん・U嬢コンビと松崎で集合し、雲見へ出発。
大社長は西伊豆を南下するのは初めてとの事。
植生も海の色も異国情緒溢れるよな! とsaitoさんと大はしゃぎ。(このテンションは夜の宴会へと…)

車を雲見オートキャンプ場へ停め(1台あたり1日500円)、ギアを確認しいざ出発。

パーティ編成は、
先発組 大社長、zeki
後発組 saito、S石、U嬢

ロープは、先発はシングル60m、後発はダブル50m。
全てのランニングはナチュラルプロテクションなので、ギア類はキャメロット4番以下2セット、ナッツ1セット、120~180cmのスリング2~3本、60cmスリング数本、アルパインクイックドローと長めのヌンチャク数本。
あとは確保器、下降器など標準装備。ピトン、ハンマーは不要。ヘルメット必須。
※私はこのルートで4番2本は重いし嵩張って嫌なので、4番1本とビッグブローの紫を代わりに持って行きました。

アプローチ入口は、雲見オートキャンプ場から歩いて車道を降り、沢を渡った左側の電柱が目印。
最初は段々畑?の跡地を歩くので少々判り難いですが、しばらくすると道は明瞭。
岩壁手前で道は海岸へ向けて急下降、入り江へ懸垂下降をし、目の前の小さい岬を乗り越し正面壁側取り付きに到着。

大社長と、つるべで登攀開始。

PB130002.jpg
1P目の大社長。
草付きや潅木にどんどんランニングを取って行くのは、やはり上越のスラブ王ならでは。

PB130004.jpg
1P目の終了点。
以前は青々とし支点に使えた潅木が枯れていて、クラックや岩角を利用しビレイ点に。

PB130005.jpg
2P目、このトラバースが恐ろしい…
左のコーナーから右へ踏み出し乗り込むこの一歩が核心。

PB130010.jpg
3P目の大社長。
このピッチ、技術的には核心ではないのですが、何度行っても結構怖い。

PB130013.jpg
4P目を上がってくる大社長。
出だしは右上するクラックを6~7mランナウトしながらレイバックで登り、締めはワイドクラック。
ここら辺りから眺めも良くなり、気持ちの良い痺れるピッチです。

PB130017.jpg
5P目の終了点から眺める波勝崎。
5P目が技術的には核心のピッチで、とても綺麗な良いライン。

※ここらの登ってる写真は、北大山の会のヤマレコをご覧下さい。
(ピッチ数が間違ってますよ~、saitoさん。写真のピッチ数は+1ピッチです。)

PB130025.jpg
終了点での大社長。お疲れ様でございます。

PB130033.jpg
最終ピッチを登る北大チーム。

PB130036.jpg
終了点で“ドヤ顔”の、北海道大学山岳部・山の会の面々。
レベルの高い総合力で皆さん素晴らしい!さすが大社長の後輩。

下りは4回の懸垂下降。
終了点から5P目の終了点まで50m一杯の懸垂下降、次は1P分の下降、次も50m一杯で3P目取り付きまで、2P目終了点から40m程ヤブの中を下降。

宿泊を雲見オートキャンプ場とし、設営組と買出し組に別れて行動。
このオートキャンプ場、快適です。

宴会は大社長の、お・ご・り。沢山刈穂刺身各種水炊き
“秋田の酒は日本一!”“ボヘミア~ン”など、saitoさんの魂の叫びと、S石くんのネパールの横笛、それらを煽る大社長とコロコロよく笑うU嬢…
素敵な宴は(途中で管理人さんに注意されながら)延々と続くのであります。


翌日14日は、大社長、saitoさん、ワタクシ高(?)年齢組と若者組とに別れ、高(?)年齢組は黒潮ロックでシングルピッチ、若者組は白波ルートというおそらく海金剛で一番難易度と危険度が高いルートへ。

PB140037.jpg
黒潮ロックと海金剛左岩壁。

PB140038.jpg
クラックを登る大社長。
太っててもクラックは登れる!(ただしハンドサイズまで)、が今年の合言葉だったようで…

PB140041.jpg
右上するラインを登る大社長。
丁度この部分の壁は被っているのですが…クロスやカウンターをする大社長を初めて見ました!

昼頃には黒潮ロックを後にし、大社長とsaitoさんの社会人組は帰途へ。
私はクライミングトリップ組と、この後城ヶ崎へと向かうのでありました。


北大山の会の皆さま、ありがとうございました。
クライミングも宴会も大変楽しゅうございました。
大社長、いつもながらお世話になりました。ごちそうさまでした~

ワタクシ、スーパーレインは4度目?なのですが、何度行っても最高!
来年また誰か一緒に行きましょうよ~、でもスーパートリトンにも行きたいな。


そして旅はまだまだ続くのでございます。

白波ルートから無事帰還した2人と合流し、まずは松崎の道の駅で温泉。なかなか良い泉質でございます。
今夜は松崎泊とし、翌朝城ヶ崎まで移動する事に。

翌15日、伊豆の山を越えて下田から東伊豆海岸線を北上し、伊豆高原駅近くの駐車場に車を停め、本日は城ヶ崎のメインエリアであるシーサイドロックへ。

以前から度々事故が起きていたシーサイドへの下降路が、fixロープの完全撤去となっていました。
下降用の支点は目立たない所に有るので、自分のロープをセットし懸垂下降出来ます。
※登り用のロープも撤去されてますがハンガーボルトがA0間隔で打ってあるので強引に登れます。
 ただしクライミング終了時に腕が完全に売り切れてないよう、余力を残してお帰り下さい…

PB150047.jpg
アップでピーターパンを登るU嬢。

PB150048.jpg
一番傾斜がキツイところが一番快適という、不思議なルートです。

PB150050.jpg
日本のフリークライミングのレベルを押し上げてきた壁です。

PB150058.jpg
海賊フック、スラブのトラバース。つるっつるっです…

私は以前からやりたかったルート、風に吹かれて(5.11a)をやったのですが歯が立たず。
シーズン初めの塩塩のホールドのせい、としておきましょう…


翌16日は、あかねの浜へ。
伊豆高原駅からの近道を発見!

朝は曇って寒かったのですが、浜に着いたらご覧の通り。

PB160063.jpg
アップでツワブキを登るS石くん。

PB160068.jpg
カームフライデーというルートです。
出だしのハング下から強引にレイバックを極め、フィンガーサイズのプロテクションをセット。

PB160069.jpg
上のハングから足がつるつるの面を右へトラバース、頭上のクラックを直上。

下のムーブだけで腕はパンパン。
これやってワタクシは終了してしまいましたが…

PB160085.jpg
若者達はまだまだ登り続けます。

PB160087.jpg
こんなに潮が高くなければこの面のクラックもやりたかったんですけどね…

PB160072.jpg
奥に見えるのは伊豆大島。
のどかな場所でのハードなクライミング…気持ち良いです。

さて、この日のクライミングは終了したのですが、翌日の南岸沿いの天気は雨。
検討した結果、沼田まで大移動を決行する事に。

まずは伊東の街でおいしい定食屋を発見し腹ごしらえ。
またも伊豆の山を越え、大仁の北辺りから沼津へ行き、行きと逆方向で沼田着。


どうもお世話様でした、お二人さま。
クライミングトリップ、頑張ってね。


で、次の日ワタクシは有笠でクライミングして個人的にツアーは終了したのですが、有笠の記録は同行した伊勢崎山岳会のgakuさんのブログをご確認のほどを…

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